永谷(ながたに)公民館 [芦北町]
『永谷(ながたに)公民館』は、熊本県葦北郡芦北町の「永谷地区(下永谷・前川内・永谷)」の住民が利用する自治会の集会所です。
また、芦北町の選挙時の永谷地区の投票所として、下永谷・前川内・永谷の集落の人たちに利用されています。
永谷(ながたに)地区とは?
永谷地区は、吉尾川最上流(支流:永谷川)の三方を山に囲まれた標高278mの山間集落で、永谷川沿いの谷間に長く下永谷・前川内・永谷の集落が続いています。
現在は「大字黒岩」となり「黒岩(小木場・脇ノ迫)」ともに、大きいくくりの黒岩地区として芦北町の管轄となっています。
永谷(ながたに)公民館 [芦北町] のデータ
名称・カテゴリー・住所 | |
名称 | 永谷公民館 |
カテゴリー | 自治会集会所 |
住所 | 〒869-6214 熊本県葦北郡芦北町黒岩230−1 |
ポイント | 永谷地区の住民が行政・祭事などで集まる公民館です。 |
永谷(ながたに)公民館について
永谷公民館は、大字黒岩になっていますが横居木(芦北町)にも近い、吉尾川の支流である永谷川沿いに建てられた集落の集会所です。
集落は、川沿いに下手から「下永谷」「前川内」「永谷」と続いて、さらに山をのぼると「鳥越(峠)」があり、八代市の坂本百済来(くだらぎ)に出ます。
現在も大字黒岩なのですが、校区となると1969年(昭和44年)まで、すぐ近くの横居木集落に「田浦小学校横居木分校」が常設されていたため、永谷の子どもたちは閉校までそちらの学校へ通っていました。
永谷集落の沿革
永谷集落は、三方を山に囲まれた標高278mの山間集落で江戸時代には「長谷村」として葦北郡地侍御知行割帳に記されていました。
1874年(明治7年)の各村の統合で、永谷村は黒岩村に編入され、その後1889年(明治22年)の町内制の施行で、大岩村、上原村、海路村、吉尾村、箙瀬村と合併し「吉尾村黒岩」として存在しました。
1955年(昭和30年)には吉尾村が佐敷町・大野村と合併し、「葦北町黒岩」の住所となり、さらに2005年(平成17年)に芦北町が田浦町と合併し、あらためて「芦北町黒岩」の大字として現在にいたります。