菅生（すごう）小学校 [令和7年3月閉校] 竹田市立

『菅生（すごう）小学校 』は、大分県竹田市の「菅生小校区（小塚・菅生・戸上・今）」の子どもたちが通っている小学校です。

菅生は標高500ｍの高山地帯で、国指定史跡の「七ッ森（ななつもり）古墳群」があることから、校内にも古代住居が建てられている珍しい学校です。

菅生（すごう）小学校の閉校式はいつ？

竹田市立菅生小学校は2025年（令和7年）3月末で閉校となります。

菅生小の閉校式は2月24日（月曜日・祝日）10時より、菅生小学校の体育館でおこなわれます。

2025年（令和7年）4月1日から菅生小校区の子どもたちは、竹田市君ケ園にある「南部（なんぶ）」小学校へ通います。

菅生（すごう）小学校の校歌

菅生（すごう）小学校 [竹田市] のデータ

住所・閉校年月日・沿革
名称	菅生小学校
住所	〒879-6184 大分県竹田市菅生４９０−１
閉校年月日	2025年（令和7年）
沿革	1874年（明治7年）4月 – 菅生小学校創立（大字菅生472番地） 1883年（明治16年）4月 – 新校舎落成（大字萱生511番地） 1887年（明治20年）4月 – 菅生簡易小学校と改称 1893年（明治26年）1月 – 菅生尋常小学校改称 1908年（明治41年）4月 – 菅生尋常高等小学校と改称 1917年（大正6年）11月 – 校舎移転新築（大字菅生1108−1番地） 1920年（大正9年）4月 – 校門建設（現在復元） 1928年（昭和3年）4月 – 校舎改築（1979年取り壊し） 1941年（昭和16年）4月 – 菅生国民学校と改称 1947年（昭和22年）4月 – 菅生村立菅生小学校と改称 1954年（昭和29年）4月 – 竹田市立菅生小学校と改称 1955年（昭和30年）11月 – 講堂落成（現在の菅生分館の位置）、運動場拡張（現在の菅生区グランド） 1960年（昭和35年）8月 – 校歌発表会 1962年（昭和37年）3月 – 給食室落成（給食開始） 1977年（昭和52年）9月 – 小学校校舎建設開始（中学校舎取り壊し・中学生小学校校舎に移転）、新校舎落成（大字菅生490番地）、体育館落成 1978年（昭和53年）3月 – プール完成　学級園完成 1979年（昭和54年）3月 – プール東側石垣及び玄関前庭園完成 1980年（昭和55年）9月 – 校門建設（1920年作、1979年埋蔵せし物） 1981年（昭和56年）2月 – 菅生文化財愛護少年団発会式、古代住居復元、記念庭園造成 1985年（昭和60年）2月 – 野球バックネット完成 1986年（昭和61年）12月 – 焼却炉完成 1994年（平成6年）4月 – 2・3年複式学級（13名） 1995年（平成7年）4月 – 2・3年複式学級（13名） 1996年（平成8年）4月 – 2・3年複式学級（14名） 1997年（平成9年）4月 – 2・3年（13名）5・6年（14名複式学級 1998年（平成10年）4月 – 3・4年（15名）複式学級、11月 – 幼稚園遊具移転作業工事 1999年（平成11年）3月 – 池部地区入口に信号機設置 2000年（平成12年）4月 – 2・3年（9名）5・6年（14名）複式学級 2001年（平成13年）4月 – 3・4年（10名）複式学級、5月 – 鳥小屋（プール下）建築 2002年（平成14年）4月 – 2・3年（14名）4・5年（10名複式学級）、兎小屋建築 2003年（平成15年）4月 – 2・3年（8名）4・5年（13名）複式学級 2004年（平成16年）4月 – 2・3年（8名）4・5年（13名）複式学級 2005年（平成17年）4月 – 2・3年（10名）4・5年（9名）複式学級 2006年（平成18年) 4月 – 2・3年（8名）4・5年（7名）複式学級 2007年（平成19年）4月 – 3・4年（8名）5・6年（7名）複式学級 2008年（平成20年）4月 – 3・4年（12名）5・6年（10名）複式学級 2009年 (平成21年）4月 – 2・3年（14名）5・6年（8名）複式学級 2010年 (平成22年）4月 – 3・4年（14名）5・6年（13名）複式学級 2011年 (平成23年）4月 – 2・3年（14名）4・5年（14名）複式学級 2025年（令和7年）3月 – 南部小学校へ合併のため閉校

菅生小学校の旧校舎跡

菅生（すごう）小学校がある場所

菅生小学校がある校区は、竹田市の小塚・菅生・戸上・今（原山・田代・小塚・甘橡・上菅生・下菅生・杉園・池部・上今・宮園・石井・政所・園方・西戸上を含む）地区で、旧菅生村にあたります。

菅生（すごう）とは？

大分県竹田市の菅生は、道の駅「すごう」があるまちです。

西側は、熊本県の産山村と阿蘇市に面していて、北側は同竹田市の久保・川床、東側は向山田、南側は萩町に隣接し町内には県道57号線が通っています。

「菅生」は寒冷な気候の地域をいかして、キャベツ・レタス・スウィートコーンの生産が盛んなまちで、その畑の下からは石器時代の遺跡が多く発見され、菅生小学校の玄関にも「石斧」「土器」が陳列されています。

菅生の歴史

大分県竹田市の菅生（すごう）は、江戸時代には直入郡＝なおいりぐん（豊後国の8つの郡のひとつ）の旧今村、菅生村、戸上村、小塚村があった地区です。

1889年（明治22年）町村制施行で、小塚村・戸上村・菅生村・今村は新設合併して「菅生村」となりました。

1954年（昭和29年）には、菅生村は、竹田町・玉来町・嫗岳村・城原村・豊岡村・入田村・松本村・宮砥村・宮城村とともに合併し、市制施行して「竹田市」となりました。

竹田市の菅生にある有名なもの

禰疑野神楽

禰疑野（ねぎの）神楽は、竹田市の無形民俗文化財に指定されている神楽＝かぐら（神をまつるために歌や舞をともなって行われる神事芸能（しんじげいのう）です。

1919年（大正8年）2月に、禰疑野神楽保存会が結成されました。

ねぎの子ども神楽

菅生小学校の子どもたちが、文化財愛護少年団の活動として「禰疑野（ねぎの）神社神楽座」の人たちに教えてもらい続けている「子ども神楽」の伝統行事です。

七ッ森古墳群

国指定史跡である「七ッ森（ななつもり）古墳群」は前方後円墳2基、円墳2基が残る墳群で、竹田市菅生の戸上地区にあります。

道の駅　すごう

道の駅「すごう」は、県道57号線に面した大分県竹田市菅生にある「道の駅」です。

標高500ｍを超える高原地帯の特色を生かし、夏でも冷涼な気候なので「スイートコーン」「トマト」など高野野菜の生産が盛んです。また、毎年7月には同道の駅にて「とうきびフェスタ」が開催され、試食・直売・収穫体験がおこなわれています。

また、道の駅内の「からあげ専門店 丸福」でだされる「すごうバーガー」と呼ばれるチキン南蛮を白いバンズではさんだボリューミーなご当地バーガーも人気です。