石坂川(いしざかがわ)小学校跡 [水俣市]
熊本県

石坂川(いしざかがわ)小学校跡 [水俣市]

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『石坂川(いしざかがわ)小学校跡』は、熊本県水俣市の石坂・大藪・荒平・鬼嶽集落の子どもたちが通った小学校の校跡です。石坂川小跡には、運動場に「特別養護老人ホーム ビハーラまどか」が建ち再利用されています。

石坂川(いしざかがわ)小学校は、いつ閉校したの?

石坂川小学校が閉校したのは、2008年(平成20年)3月です。閉校したあと4月から、石坂川小学校の児童は、葛渡小学校へ通うことになりました。

石津川小学校の年間行事

石津川小学校の閉校前の年間行事は、4月は児童会スタート・越小場分校へ歓迎遠足、6月老人会の方とイモの稲植え・田植え・プール開き、7月は校内でテントを張って「親子キャンプ」でカレー作りに挑戦。8月は平和集会。10月はいもほり大会・稲刈り、11月は取り入れ祭で竹とんぼ、ぼた餅を老人会の人と作りました。12月はふるさと祭で、手作りとうふやもち、野菜など販売。持久走大会もありました。

石坂川(いしざかがわ)小学校跡 [水俣市] のデータ

石坂川(いしざかがわ)小学校跡 [水俣市]

石坂川(いしざかがわ)小学校跡 [水俣市] の閉校記念碑

住所・閉校年月日・沿革
名称 石坂川小学校
住所 〒867-0174 熊本県水俣市石坂川113
閉校年月日 2008年(平成20年)
沿革 1879年(明治12年) – 葛渡小学校分校創立。
1883年(明治16年) – 石坂川小学校として分離。
1901年(明治34年) – 石坂川尋常小学校と改称。
1941年(昭和16年) – 石坂川国民学校に改称
1947年(昭和22年) – 葦北郡水俣町立石坂川小学校に改称
1949年(昭和24年) – 水俣市立石坂川小学校に改称
1950年(昭和25年) – 石飛分校設置。
2008年(平成20年) – 水俣市立葛渡小学校へ統合。

石坂川(いしざかがわ)小学校があった集落

石坂川小学校があった、「石坂川」の集落は、熊本県水俣市の南東部にあります。

水俣市市街地から国道268号線で、鹿児島県伊佐市に向かう途中の標高171mの場所に「石坂川」があり、近隣には水俣市葛渡の葛渡小学校・釣橋郵便局・西方寺認定こども園・水俣市東部センター葛彩館・薄原神社・お茶の桜野園・みなまた茶組合があります。

また、石坂川には「かまえ食茶」という定食屋さんがあり、からだに優しい食材でどれも手作り、美味しいお水で炊かれたご飯などが有名です。また石飛集落方面の伊佐市との町境には「亀峰峠」という見晴らしのいい観光名所もあります。

ほかに「石坂川集落」には、介護付き住宅「ビハーラまどか」もあります。

石坂川の史跡

石坂川集落には、「えびす堂」と呼ばれるお堂が、明治12年12月に建立された史跡として残っています。

えびす堂は、古くから石坂川の人たちを守ってくれる仏様として、本堂は江戸時代の慶安4年1月に「阿弥南無名郡寸三郎五郎」として、水俣の峰に建築されています。

石坂川には、石垣でできた畑があり、約100年前よりお米・サラダ玉葱などの農作物を生産してきました。地元の人には、ご先祖さまから大切に継いできたものです。

石坂川の名所「亀嶺峠」は、石飛地区と鹿児島県伊佐市の県境にあり、石碑がありますがそのすぐ後ろは鹿児島県です。見晴らしのいい「亀嶺峠」からは水俣・天草・阿蘇・桜島・牛深をのぞむ絶景がひろがっています。

石坂川(いしざかがわ)小学校跡の史跡

明治16年4月、創設された「石坂川小学校」は、葛渡学区と分離、石坂川の中央蛭子堂跡に校舎を新設し、学校教育が開始されました。依頼、百星霜幾多の国難と変遷に耐え、歴史と伝統を堅持し、今回に至る。創立百周年にあたり、校区民の親愛の情をこめて、この碑を建立し、母校の発展んを祈念する。と書かれています。

石坂川小学校の石門です。

石坂川小学校の道路側からみた校舎の様子です。

懐かしい郵便ポストもあります。

石坂川小学校のなつかしの動画
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