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小原(おわら)小学校 [令和7年3月閉校] 国東市立
『小原(おわら)小学校 』は、大分県国東市の「小原小校区(黒津・小原・野在・石生・新貝・上小原)」の子どもたちが通っている小学校です。
小原(おわら)小学校の閉校式はいつ?
国東市立小原小学校は2025年(令和7年)3月末で閉校となります。
小原小の閉校式は2月8日(土曜日)8時より、小原小学校の体育館でおこなわれました。
9:00 ~ 9:50 閉校記念式典(第1部)
10:05 ~ 11:40 閉校記念式典(第2部)
2025年(令和7年)4月1日から小原小校区の子どもたちは、同年閉校した旭日(あさひ)小学校の子どもたちとともに、国東(くにさき)小学校へ通います。
小原(おわら)小学校の校歌
黒津の浜に 昇る陽に
明るく学ぶ わたしらの
ちえはかがやき この窓に
ああ あこがれの 朝は来る
希望の 小原小学校
2.両子につづく 山のなみ
たかのす峠 吹く風に
楽しく遊ぶ わたしらの
体は強く この庭に
ああ よろこびの 歌は湧く
力の 小原小学校
3.みどり萌え立つ 鷹渓を
清く流れて いく水に
仲よくはげむ わたしらの
胸はふくらみ この郷に
ああ しあわせの 明日を呼ぶ
伸びゆく 小原小学校
小原(おわら)小学校 [国東市] のデータ
住所・閉校年月日・沿革 | |
名称 | 小原小学校 |
住所 | 〒873-0511 大分県国東市国東町小原1468 |
閉校年月日 | 2025年(令和7年) |
沿革 | 1873年(明治6年)- 第17小区普通小学校啓蒙学校開校。 1875年(明治8年)- 上小原に新涯学校開校。 1888年(明治21年)- 両校が合併して小原尋常小学校(現:国東市立小原小学校)となる。 1901年(明治34年)- 国東町と合併し国東町立小原尋常小学校となる。 1935年(昭和10年)- 青年学校令により「小原青年学校」と改称 1941年(昭和16年)- 「小原国民学校」と改称 1947年(昭和22年)- 「小原小学校」となる。 2006年(平成18年)- 市町村合併に伴い「国東市立小原小学校」となる 2025年(令和7年)3月 – 旭日小とともに国東小へ合併のため閉校 |
小原(おわら)小学校がある場所

小原小校区 [出典:学区マップ]
小原(おわら)とは?
大分県国東市の小原は、道の駅「くにさき」があるまちです。
南側に同国東町の治郎丸(旭日地区)、西側に武蔵町の挟間、北側は国東町の赤松・岩屋・町原・安国寺と隣接し、町を流れる「清流川」は東側の海(伊予灘)にそそがれています。
小原の歴史
中世は、国東郷(くにさきごう)のうちとされ、1803年(江戸時代・享和3年)の豊後国誌=ぶんごこくし(江戸時代の地誌)には、隣村の治郎丸村の枝村とされています。
江戸時代には、小原は「小原村」と「上小原村」に分かれていましたが、1875年(明治8年)に2つの村は合併し新設「小原村」となります。
1889年(明治22年)には、町村制の施行によって、あらためて単独「小原村」が誕生しました。
1901年(明治34年)、小原村は国東町と合併し、新設「国東町」に編入されます。
2006年(平成18年)国見町・国東町・武蔵町・安岐町が合併し、国東市となりました。
国東市の小原にある有名なもの

小原小の七巻様伝説【出典:公式ホームページ】
七巻様伝説
七巻様伝説とは、2002年(平成14年)の小原小学校5年生12が創作した物語です。
上小原地区につたわる「七巻神社伝説」を、歌と踊りで表現できないかと考え、地域の方や国廣美智子先生の力を借りて創りげました。
5年生12人からはじまった「七巻き様伝説」は、やがて全校生徒への取り組みへ広がりをみせて、小原小学校1年生から6年生が演じる「小原小学校」の伝統行事となったのです。
黒津崎古墳群
円墳で、古墳時代後期のものとされています。
石鉾
国東市小原の赤禿の人家の山林から掘り出されたもので、古代の祭器として使用されていたようです。
枇杷ノ木の薬師三尊と十二神将

出典:公式ホームページ
枇杷ノ木(びわのき)の薬師三尊と十二神将は、小原にある教順寺(きょうじゅんじ)というお寺の境外薬師堂に置かれています。
国東市の有形文化財に指定されていて、中央に薬師如来、両脇に脇侍日光菩薩と月光菩薩があり、そもまわりに6体ずつ計12体の神将=しんしょう(神のごとく働きをする将軍)が並んでいます。
道の駅 くにさき

道の駅くにさき【出典:国東市観光協会】
道の駅「くにさき」は、国東市小原の黒津崎海岸にめんした国道213号線沿いにあります。
夢咲茶屋・黒津之荘・銀たちの郷・Belle cote・国東市サイクリングターミナルと、独立した5つの施設がみどりいっぱいの敷地内に点在していて、それぞれの場所から歩いて海岸(ビーチ)まで出ることができます。