内山田（うちやまだ）地区【内山田・東山・鉄山】鹿児島県南さつま市

内山田（うちやまだ）とは、鹿児島県南さつま市の加世田内山田にある、内山田地区と東山（ひがしやま）地区と、鉄山（てつやま）地区一帯の総称です。

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内山田の地図

鹿児島県南さつま市にある「内山田」は、

の集落があり、中心部には内山田小学校があります。

2024.03.26

内山田（うちやまだ）小学校跡 [南さつま市]

内山田（うちやまだ）小学校は、鹿児島県南さつま市の加世田内山田地区にある小学校です。 内山田小学校の閉校はいつ？ 南さつま市立内山田小学校の閉校は、令和6年3月でした。 2024年（令和6年）4月から...

内山田（うちやまだ）の変遷

内山田（うちやまだ）の集落

内山田の地図と農業集落境界　参照元：農林水産省

内山田（うちやまだ）の特長

鹿児島県南さつま市の加世田にある内山田（うちやまだ）は、加世田別府の島津忠政（道春）の子息の領地として、「山田」と呼ばれていた地域で、山田村二十町として、栄えました。

内山田は、お茶作りがさかんな町としても有名です。

内山田のお茶

鹿児島県南さつま市加世田の内山田では、山手のすずしい所（鉄山・東山・玉虫野地区）などの畑と、山野斜面に、お茶が植えられて、立派な茶園がいくつもあります。

内山田のお茶は、春先から秋にかけて年に4回摘み取られ、摘み取った茶の葉は「製茶工場」で、緑茶に加工され販売されています。

内山田の特産

内山田の特産は、お茶以外では「かぼちゃ」「さつまいも」「お米」がよく作られています。

鉄山地区では、冬の期間だけ「炭焼き」を作る世帯もあるといいます。

内山田の町の様子

加世田内山田の地域には、南北に国道270号線が通っており、農機具センター、青果市場の農業関係施設にくわえ、

もともと田んぼだった土地を、開発して食肉センター・自動車販売会社・大型ホームセンター・コンビニエンスストアなどの、商業施設・福祉施設も、建設されています。

内山田（うちやまだ）の飲食店・青果店・菓子屋・パン屋・お弁当屋・スーパーマーケット・道の駅・産地直売所

内山田（うちやまだ）の温泉・銭湯・大衆浴場・宿泊施設

内山田（うちやまだ）の神社・仏閣・史跡・名所

内山田（うちやまだ）の公共施設・教育・医療・スポーツ

内山田（うちやまだ）の生活サービス

内山田地区の伝統文化

鹿児島県南さつま市の加世田内山田地区には、以下の伝統文化が残っています。

内山田太鼓踊り

内山田太鼓踊り保存会が踊りつないでいる伝統の踊りで、町内の近戸（ちかど）神社の六月灯の時期に、奉納されます。

華やかな花笠や着物に身を包み、太鼓をからだに付けながら、一生懸命踊る「内山田太鼓踊り」は

鉦（かね）２人、小太鼓（こだいこ）２人の中打ちと平太鼓（大太鼓）で構成されます。

南さつま市内では、六月灯の夜祭りで奉納される「太鼓踊り」は、この内山田地区のみで、先祖の霊を慰める「念仏踊り」として、貴重な伝統文化です。

内山田の鬼火焚き

加世田内山田地区の、鬼火焚きは素朴な「竹櫓」を焼く、習俗＝しゅうぞく（習慣や風俗）です。

内山田以外でも、金峰地区と加世田地区の南さつま市全体で、鬼火焚きは盛んにみられます。

正月を過ぎると、地区の人たちは「正月飾り」を持って集まり、小屋を作ってその中で子どもたちが歌やゲームをしながら、10時に就寝したあとは大人たちが「いろり」の番をしながら、夜を明かします。

朝6時に、子どもたちのたいまつで、櫓に点火をし、あっという間に櫓は竹のパチンと弾ける音とともに、いっせいに燃え上がり、その中に正月飾りなども入れて燃やします。

櫓が崩れはじめると、残りの火で餅を焼いて食べることで、無病息災を願う行事です。