上中福良(なかふくら)の田の神 [さつま町]
上福良(なかふくら)の田の神は、鹿児島県薩摩郡さつま町の求名地区にある田の神石像です。場所は、国道267号線と求名川が交差する田んぼの道路沿いに位置しています。
上福良の田の神の詳細
住所・建立年・石像の型
名称 | 上福良の田の神 |
住所 | 〒895-2201 鹿児島県薩摩郡さつま町求名 |
建立年 | 不明 |
田の神石像の型 | 農民型 |
上福良の田の神の動画
上福良(なかふくら)の田の神
上福良の田の神は、求名小学校のある中福良からやや北側の、上福良集落にあります。伊佐市側から国道267号線を南下してきて、さつま町に入り山ノ口を過ぎると、右側に現れます。
圃場(ほじょう)整備記念碑の大きな石碑の横に、小さく静かにたたずむ、上福良の田の神さまです。
圃場(ほじょう)とは、農産物を貞照場所の事です。その整備に求名の上福良に記念碑が建てられ、昔から置かれている上福良の田の神も鎮座しています。
石の種類がもろいのか、残念ながら上福良の田の神さの顔面は削れて、お顔がはっきりしません。
しかし、縄で編んだ敷物=シキをかぶって、しゃもじ(メシゲ)とおわんを持っているように見えますので、農民型の田の神さあでしょう。
すぐ近くには求名の中心である中福良があり、求名小学校・薩摩郵便局などの施設もあります。
小さい田んぼですが、暖かく豊作になる稲を眺めて、見守ってくれている上福良の田の神さまでした。