黒神(くろかみ)中学校 [令和8年閉校] 鹿児島市立
鹿児島県の廃校・校跡

黒神(くろかみ)中学校 [令和8年閉校] 鹿児島市立

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『黒神(くろかみ)中学校 』は、鹿児島県鹿児島市の黒神町にある「黒神小校区(黒神町・高免町)」の子どもたちが小学校を卒業して進学した中学校です。

開校以来、70年以上続いている「黒神埋没鳥居(大正3年の大規模な火山噴火により埋没した、有名な神社の鳥居の遺跡)」の毎朝の清掃や、椿の実学習などが黒神中学校の特色です。

黒神(くろかみ)中学校の閉校式はいつ?

鹿児島市黒神中学校は、2026年(令和8年)3月31日で閉校になります。

さきがけて、2026年(令和8年)3月11日(水曜日)午前9時15分から、同時閉校となる「黒神小学校」「高免小学校(休校中)」とともに、「合同閉校式」をおこないます。

2026年(令和8年)4月1日から黒神中校区の子どもたちは、桜島地域の5つの中学校と3つの中学校の計8校が統合してできた、小中一貫校「桜島学校」へ通います。

黒神(くろかみ)中学校の校歌
黒神(くろかみ)中学校の校歌

ビワの葉をモチーフに作られた「黒神中学校の校章」

1.明けゆく空に 噴きあぐる
神秘の力 思う時
若き生命の 火と燃ゆる
希望ははるか 人の世の
真理求めて 学びつつ
ともに励まん 黒神の
若人集う 中学校

2.ゆうべ静かに 溶岩の
つき立つ偉容 仰ぐとき
若き生命の みなぎれる
理想は高し とこしえの
平和求めて むつびつつ
ともに励まん 黒神の
若人集う 中学校

黒神(くろかみ)中学校 [鹿児島市] のデータ

住所・閉校年月日・沿革
名称 黒神中学校
住所 〒891-1401 鹿児島県鹿児島市黒神町647
閉校年月日 2026年(令和8年)
沿革 1947年(昭和22年) – 東桜島村立東桜島中学校黒神分校として開校する。
1950年(昭和25年) – 東桜島村が鹿児島市に編入されたのに伴い、鹿児島市立東桜島中学校黒神分校に改称。
1954年(昭和29年) – 東桜島中学校より鹿児島市立黒神中学校として独立する。
2020年(令和2年)4月1日 – 生徒数が0となったのに伴い、同日を以て休校。
2021年(令和3年)4月6日 – 生徒の入学に伴って再開。
2026年(令和8年)3月31日 – 小中一貫校「桜島学校」新設のため閉校。 [1]

[1] 出典:Wikipedia

鹿児島市立黒神中学校の校舎

鹿児島市立黒神中学校の校舎

鹿児島市立黒神中学校の校舎は、2階建ての鉄筋コンクリートでできています。

鹿児島市立黒神中学校の校舎

別棟は、3階建て鉄筋コンクリート造で、本棟の1階2階から渡り廊下でつながっています。

鹿児島市立黒神中学校の校舎

校舎側から見た、黒神中学校の運動場です。

黒神(くろかみ)中学校がある場所

黒神中学校の場所は、鹿児島県鹿児島市の桜島の黒神町にあります。

江戸時代までは、黒神(くろかみ)村とよばれ、桜島の東部に位置し、南は瀬戸村・北は高免(こうめん)村と隣接していました。

黒神は、歴史的に桜島大噴火の影響をまともに受けている地域で、1471年(室町時代・文明3年)の大噴火では、黒神村から溶岩が流れ出し壊滅的な被害がありました。

1889年(明治22年)の町村制施行で、黒神村は高免村とともに有村・脇村・瀬戸村・古里村・湯ノ村・野尻村と合併し「東桜島村」が誕生しました。

1914年(大正3年)の大噴火では、黒神集落において246戸のうち197戸が消失し、火山灰によって埋没する被害を受けました。

このとき、溶岩によって瀬戸海峡が完全に埋まって、対岸の大隅半島と陸続きになりました。

1946年(昭和21年)には、桜島は再び大噴火をおこし「黒神」「有村」の2集落が溶岩に埋没しました。

1950年(昭和25年)、東桜島村は鹿児島市に編入され、現在の黒神中学校の住所は、鹿児島県鹿児島市で大字が黒神町となっています。

黒神町の特産品

桜島を一周すれば、街路樹として植えられたヤブキツバキをたくさん目にします。

1970年代~1980年代に桜島の南岳の噴火活動が激化して、連日ドカ灰がふもとに降り続き「農作物」が大きな被害をうけ農業をあきらめざるを得ない状況が続きました。

そんななか、椿(ツバキ)は噴火の降灰の影響をうけず美しく花を咲かせ、実をつけていました。そこに目を付けた当時の鹿児島市・旧桜島町によって、たくさんの苗木が無料配布され桜島の各所に植えられ、桜島はいつしか「ツバキ島」となり、全国有数のつばき油の産地となりました。

中学校がある黒神地区でも、むかしから火山灰に強い「椿」を以前サツマイモを栽培していた畑に大切に育ててきました。

黒神埋没鳥居の近くには「百年ツバキ」と呼ばれる大正大噴火を耐え抜いた椿の木があります。

現在も、「桜島の特産品」として、黒神小学校・中学校の子ども達や地区の人たちと連携して「ツバキ油」の販売をおこなっています。

黒神中校区の名所

黒神中校区の名所

黒神埋没鳥居

埋没鳥居(まいぼつとりい)は、1914年(大正13年)の大規模な火山噴火で埋没した有名な神社(腹五社神社)の鳥居の遺跡です。

黒神中学校の真横にあり、観光客があとを絶たない有名なスポットです。

鳥居の全長は、当時3mほどあり今は1mだけが地上から出ています。

大正時代に一度住民による作業で、鳥居を火山灰から掘り起こそうとしましたが、当時の東桜島村の村長が「噴火の脅威を後世に伝えるため、掘り起こさず埋没したまま保管しよう」と決断し、今に至ります。

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